海洋プラスチック問題が深刻化している現代。食品に使うプラスチックラップも問題視されているものの1つと言われています。
そんな中、じわじわと注目されているのが「みつろうラップ」というエコラップ。布地に“抗菌・保湿”効果のあるみつろうをしみこませることで、食品の鮮度を保ちつつ洗って繰り返し使えるのが特徴なのだとか。
さらに、このラップは材料さえ揃えば自分でも簡単に作ることができるそう。そこで今回は、KAWAGUCHIの「布でつくるみつろうラップ」キットを使って実際に手作りしてみました!
同商品は、布地1枚(25×25cm)とみつろう15gがセットになった1回分の手作りキット。作る際には、このほかアイロンとクッキングシート、新聞紙が必要です。
アイロン台に新聞紙とクッキングシート、布地を重ね、みつろうを広げてさらにクッキングシートの上からアイロンで加熱。するとみるみるみつろうが溶け、布地にしみこんでいきます。はちみつのような甘い香りも広がってうっとり。
溶けたみつろうが全体にいきわたったら冷まして完成。布全体にビニールのテーブルクロスのようなツヤとハリが出て、触っても手がべたつくことはありません。
みつろうラップはコップやお皿のフタにしたり、野菜やパン、お菓子を包んだりと食品にも直接使用可能。手の熱で温めることで思い通りの形になり、水をはじくので汚れたら洗って再利用できます。平均使用期間は半年~1年程度とのこと。
なお熱に弱いため電子レンジでの使用はできないほか、1歳未満の乳幼児には直接・間接的に使用しないよう十分ご注意を。同社ではこのほかみつろう単体でも購入できるので、好きな布地で挑戦してみては?