無印良品のアルミ弁当箱

弁当箱の素材といえばプラスチックが主流。軽量でそこそこ耐久性があり、電子レンジで温めもできて便利ですよね。でも時には違った素材の、違った使い心地を楽しんでみてはいかがでしょうか?レトロさと新しさを備えた無印良品の「アルミ弁当箱」をご紹介します。

無印良品のアルミ弁当箱
レトロなんだけど新しさも感じるお弁当箱

アルミニウム合金で作られたお弁当箱。シルバー一色のスタイリッシュさと無印らしいシンプルさを備えており、男女共に気軽に使えます。サイズは女性用に適した「大」(約450ml/約10.5×15×6cm)と、子ども用や軽食用に適した「小」(約280ml/約9.5×14×高さ5cm)の2種類。筆者が使ってみて、「いいな」と思ったポイントを3つ挙げていきます。


無印良品のアルミ弁当箱
約450mlの「大」サイズと、

無印良品のアルミ弁当箱
約280mlの「小」サイズがあります

■シンプル&スタイリッシュ

なんといっても、無印らしいシンプルさとアルミニウムならではのスタイリッシュな輝きが魅力。細かい溝や角っこがないので、洗いやすさもピカイチです。ベタベタした脂汚れがすっきり落ちやすく、傷や色移りにも強い印象。薄手&軽量の作りは、女性や子どもが気軽に持ち運べるのも好印象です。

無印良品のアルミ弁当箱
シルバー一色のシンプルなデザイン

無印良品のアルミ弁当箱
内側もシンプルなつくり

無印良品のアルミ弁当箱
お弁当がすっきりした印象に

無印良品のアルミ弁当箱
脂汚れも、

無印良品のアルミ弁当箱
さらっと落とせます

■漏れ防止の中蓋付き

本体、蓋、仕切りに加えて、ポリエチレン製の中蓋が付属。完全密閉ではないものの、ぴちっと閉めてバンドで固定すれば、安心して持ち運べます。汁気が多いおかずを入れた場合は、さらにビニール袋で包むと安心ですね。

無印良品のアルミ弁当箱
漏れ防止の内蓋が付属

無印良品のアルミ弁当箱
汁が出やすいおかずも、

無印良品のアルミ弁当箱
内蓋をしてから、

無印良品のアルミ弁当箱
蓋をしてバンドで固定すれば安心

「素材の特性上、アルミの本体より先に、ポリエチレンの中蓋が劣化してしまうのでは?」という心配も無用。中蓋のみの販売もされているので、色移りやニオイ移りが気になったら買い替えることができます。中蓋の単価(税込)は「大」「小」ともに180円。お財布にやさしいお値段です。

■ご飯を冷ましやすい

お弁当作りで悩ましいのは、詰めたご飯がなかなか冷めないこと。熱々のまま蓋をしてしまうと内側に蒸気が溜まり、中身が傷んでしまう原因になります。その点、熱伝導性が高いアルミはご飯を冷ましやすくて便利。詰めてからフタをするまでの時間を短縮できるので、忙しい朝の小さなストレスを減らすことができます。

無印良品のアルミ弁当箱v
ご飯を冷ましやすいから、蓋をするまでの時間を短縮できる♪

メリットいろいろの「アルミ弁当箱」ですが、注意すべき点もいくつかあります。まず、アルミだけに電子レンジの使用はご法度。オーブンや食器洗浄機も使用不可となっています。そのほかに、煮沸消毒や食品を入れた状態での長期保存、クレンザーの使用なども禁止事項。「アルミは軽くて丈夫」というイメージにとらわれず、弱点をしっかり知ったうえで長く使いたいものです。アルミ製品に使い慣れていないご家庭の場合は、「食洗機に入れてはいけなかったの?」なんてことが起きないよう、家族にも周知しておきましょう。

価格(税込)は「大」が1,690円、「小」が1,490円。男性のランチ用としては小さいので、容量をご確認のうえ、使う人や場面に合わせて選んでみてください。蓋を固定するのに役立つ「お弁当バンド」(190円)も別売りされています。

無印良品のアルミ弁当箱
「小」の方は小さめのおにぎりを2個入れるのにちょうど良いサイズです