野菜からお肉、魚までいろんな食材を調理できる電子レンジ。しかし、食品の内側から加熱するという特性があるゆえ、ゆで卵を作ろうとすると“爆発”してしまう恐れがあります。ゆで卵を電子レンジで作れたら、朝食やお弁当の準備に大助かりなんですけどね...。
そんな悩みにこたえてくれるのが、曙産業が展開する電子レンジ用調理器具「レンジでらくチン ゆでたまご4個用」。卵を直接ではなく、蒸気で加熱する仕組みにより爆発を防止。お湯を沸かす手間を省けるうえ、1度に4個まとめて作ることができる便利グッズなんです。その使い方をご紹介しましょう。
まず、生卵を常温に戻しておくのが必要。本体容器に水を入れたらアルミニウム製目皿をのせて、その上に卵を並べます。
フタをかぶせたらストッパーで両端をロック。説明書の記載に従って電子レンジで加熱します。500~600Wなら13分前後。電子レンジの庫内は蒸気で満たされていきますが、「ボン!」と卵がはじけるようなことはなし。静かに加熱が進んでいきます。
加熱が終わったら卵を取り出して水で冷やし、殻をむけばできあがり。フタを外す際は熱い蒸気が出てくるのでご注意ください。包丁で切ってみると、ちゃんと中まで火が通った文句なしのゆで卵に仕上がってくれています。
「レンジでらくチン ゆでたまご」は今回ご紹介した4個用のほかに、3個用、2個用もラインナップ。筆者は2個用を長年使用しており、手早く調理できるうえ、殻がきれいにむける確率が高い点も気に入っています。加熱時間を変えれば、半熟や固ゆでなど好みの茹で加減に調整できますよ。
通販サイトなどで取り扱いがあり、「4個用」の価格は1,200円前後。朝食やお弁当作りの時短に役立ててみてはいかがでしょうか。