形や容量、素材など、星の数ほどに(?)種類があるお弁当箱。求められるニーズはライフスタイルによって異なりますが、「カバンに入れやすい」&「漏れにくい」の2つは誰もが譲れない点ではないでしょうか。
そんな「カバンに入れやすさ&漏れにくさ」を備えた弁当箱が「フードマン」(シービージャパン)。発売以来お弁当派の注目を浴び続ける、個性的な存在です。その主な特徴3つを順にご紹介しましょう。
1.鞄に入れやすい長方形&薄型
「弁当箱がビジネスバッグに入らない」という問題を解決するべく開発された「フードマン」。平べったい長方形に、ご飯やおかず用のくぼみが設けられています。約35mmという薄型のうえ、その幅はA4と同じ。フタのロックも飛び出ていないため、かさばることなく通勤カバンに入れられます。2.漏れにくいパッキン&ロック
形や大きさだけでなく漏れにくさも、カバンに入れるときに重要なポイント。フードマンは独自のシーリング構造と4点ロックによりがっちり閉められるため、タテ置きにしても中から汁気が漏れることがあまりありません。平置きにする必要がないため、マチがあまりないカバンやリュックにも入れられます。「漏れにくい」といっても100パーセント確実ではないので、カバンに立てて入れる場合はビニール袋などで包んでおくと安心。シリーズ商品として「フードマン 専用ジップケース」という専用の袋も展開されています。
3.詰めやすい&冷ましやすい
深さがある弁当箱だと「小さなシューマイがほかのおかずに隠れてしまった」、「早くフタをしたいのに、ごはんがなかなか冷めない」といった問題が起きがち。おまけに全体の量がわかりにくく、つい詰めすぎてしまうというトラップもあります。その点フードマンは折り詰め弁当のような形なので、小さなおかずが大きなおかずに隠れてしまう心配はなし。あつあつご飯も平べったく入れることで冷めやすくなりますし、おかずとご飯の量のバランスも一目瞭然です。
ただしその浅さゆえに、茎が長めのブロッコリーや大き目のミニトマトなどは入れにくくなります。またジャガイモや鶏肉のように角ばったおかずはすき間ができやすく、結果的に量が減ってしまうことも。おかずの形状によっては、フードマン以外の弁当箱を使うのが合理的です。
まとめ
通勤カバンに入れやすく、漏れにくいうえ、電子レンジでの温め(フタを外した状態)や食器洗浄機での洗浄もできる薄型弁当箱「フードマン」。筆者はその便利さを実感する一方で、「おかずの形や大きさによっては詰めにくい」、「フタをスムーズに閉めるには少々慣れが必要」ということも感じました。どんなお弁当箱も一長一短なので、ほかのタイプの商品とうまく使い分けることで、より快適な弁当ライフを送れると思います。今回ご紹介したのは男女ともに使いやすい容量の「フードマン 600ml」。Amazonでの販売価格は1,748円でした。小食の女性向けの「フードマン 400ml」やがっつり食べたい男性向けの「フードマン 800ml」もあり、数種類のカラーから選ぶことができます。弁当箱の買い替え、買い足しを検討している人はチェックしてみてください。