台湾 東海大学の大学院生が「Napkin Table（ナプキンテーブル）」を製作しました。これは、食事をする2人の絆を深めるテーブルです。


「Napkin Table」は折り畳んで手軽に持ち運べるテーブル。食事をする際には、お互いの首からかけて使用します。通常のテーブルよりは不安定ですが、それを補うための様々な工夫が。たとえば、飲み物がこぼれないように、カップフォルダーが取り付けられています。







では製作者はなぜこのようなテーブルの開発を思い立ったのでしょうか？声明には次のようにあります。

「私たちは食事を通じて友人との関係を深めていく。だが、モバイル技術の中毒になる人が増加するにつれ、目の前の友人をないがしろにし、うわの空で食事をする人も増加している。

Napkin Table は、ソーシャルダイニングを促進させる実験的なプロダクト。これを使用して食事をする場合、身体を相手に向けていないと、テーブルは傾き、食事は地面に落ちてしまう。このような状況下では、人は目の前の友人に集中せざるを得ないだろう」


なるほど。わかる気はします。しますが、実際に Napkin Table を使用すると、まわりからの視線が気になって、「目の前の友人に集中」するのは無理のような気もします。


使い方の詳細については、次のビデオを参照してください。