アーチスト集団 Allergutendinge は、木製の小さな家「Soul Box(魂の箱)」を制作しました。これは、自然を身近に感じられるモバイルステーションです。


「Soul Box」は、2階建ての自然観察小屋。2名が滞在可能な小さな空間を提供します。1階は生活空間。キッチンとベッドが設置されており、数日であれば寝泊まりが可能になっています。2階は自然を観察するためのスペース。天井と壁が大きく開き、思う存分自然を満喫できます。机と椅子が設置されているので、2名が横に並んで観察が可能です。

1階は生活空間  2名分の椅子とテーブル、ベッドがあります
1階は生活空間
2名分の椅子とテーブル、ベッドがあります

2階は自然観察スペース  天井と壁が大きく開きます
2階は自然観察スペース
天井と壁が大きく開きます

「Soul Box」の設計図  2名分の机と椅子があることがわかります
「Soul Box」の設計図
2名分の机と椅子があることがわかります

Allergutendinge は「Soul Box(魂の箱)」の制作コンセプトを次のように説明しています。

「人々の感覚は、変化の早さや情報過多によって摩滅しがちだ。建築とは、繊細な感覚を取り戻すための道具でなければならない。『Soul Box』は、そのような建築となることを目指している。居住者と外界を隔てる壁や天井は最低限に抑えてあり、自然を身近に感じることが可能だ。

その一方、生活に必要な最低限のものは揃えてある。『Soul Box』には、横になるスペースがあり、腰かける場所があり、熱いお茶をいれる設備がある。あとは1冊の本があれば、もうなにもいらないだろう」

外界と居住者を隔てる壁や天井は最低限
外界と居住者を隔てる壁や天井は最低限

自然をダイレクトに感じられる
自然をダイレクトに感じられる

あとは何もいらない?
あとは何もいらない?

「Soul Box」は、簡単に分解・組み立てが可能。トラックなどで運搬し、現地で組み立てて一夜を過ごせます。という仕組みなのであれば、量産して日本でも販売して欲しいところ。家の庭に設置すれば、近所の子どもたちの集まる人気の“秘密基地”となることでしょう。

人気になったら、“秘密”基地とは呼べなくなっちゃいますけどね
人気になったら、“秘密”基地とは呼べなくなっちゃいますけどね

大人たちは「Soul Box」を、タマン ヌガラ国立公園の動物観察小屋「ブンブン」に見立てて、「水曜どうでしょう」ごっこを楽しめます。でも、トラがでてくる場所に設置したらだめですよ。

「シカでした!」  (画像出典:タマン ヌガラ国立公園 Web サイト)
「シカでした!」
(画像出典:タマン ヌガラ国立公園 Web サイト)