
同製品の餌用軽量皿と給水器は本体の内部にあり、餌を食べようとした猫が本体の穴に頭をつっこむと、猫の顔がカメラに写されて顔認識する。軽量皿や給水器の重さの変化から、どの猫がどれくらい餌を食べたのかわかるという仕組みだ。さらに、本体下部にあるトレイ部分は体重計になっており、餌を食べる際に必然的に乗ることになる。

餌を食べた量や飲んだ水の量、体重などのデータは、Wi-Fi を利用してクラウドに送信される。飼い主はそのデータをスマートフォンのアプリケーションで確認し、急激な体重増減や肥満気味など猫の健康状態を知ることができる。また、同アプリケーションにはキャットフードの栄養成分データベースも統合されており、ダイエット向けに餌の量を設定することなども可能だ。

また、アプリケーションを通して、餌を食べている猫の様子を捉えたカメラの映像を見ることもできる。

製品化後の小売り価格の予定は249ドルだが、現在179ドルを出資すれば、製品化後に Bistro が手に入る。また、猫を1匹だけ買っている飼い主向けに、159ドル出資すれば顔認識機能を省略した Bistro が手に入るコースも用意する。米国か台湾以外の国には、別途送料として40ドルかかる。商品の発送時期は、2015年の3月ごろを予定しているという。