
「ケトルチャージ」は、熱で発電するやかん。中に水を入れ、コンロにのせて火をつければ、その熱で発電します。ハンドル部分(黄色い部分)にはバッテリーが内蔵されており、発電した電力を充電。後で USB デバイスに充電する際に利用する仕組みになっています。

「ケトルチャージ」 は、「キャンプ場だけでなく、家庭で利用できる充電器が欲しい」という利用者の声に応える製品。米国は停電が頻発し、ときにそれが長期化することがありますが、その際にガスで発電する手段を提供する目的で開発されました。
日本では停電はめったに発生しません。でも例えば冬場に「KettleCharge」をストーブの上におき、加湿器兼充電器として利用する、という使い方はありかもしれません。カセットコンロでも利用できるので、災害などで停電した際には、カップラーメン用のお湯を沸かしながら、スマートフォンやラジオなどを充電することができます。
「ケトルチャージ」の重さは約0.9キロで、サイズは直径20 x 高さ7.6センチ。価格は149ドルで、米国では2014年9月に発売予定となっています。