昨年11月末に三菱鉛筆から発売された水性ボールペン「ユニボール エア」。書き方や筆圧で描線に変化をつけられるボールペンとのことで、発売前から雑誌やネットでも話題になっていた。

彗星のごとく文具界に現れたユニボール エア  (水性だけに)
彗星のごとく文具界に現れたユニボール エア
(水性だけに)

◆既に大人気!?

筆者も店頭で見かけていたものの、普段水性ボールペンを使わないので見送っていた。ところが年明けに再度チェックしたところ、いくつか欠品が出ていた。

2店舗見たがどちらも品薄だった
2店舗見たがどちらも品薄だった

その人気ぶりに持ち前のミーハー心が刺激され、今度こそ購入。2016年初の文具レビューとしたい。

◆力がいらない!まさに“空気のような”書き心地

今回購入したのは0.5mmのブルーと0.7mmのブラック。価格は1本200円(税別)。

(上)0.5mmのブルー、(下)0.7mmのブラック
(上)0.5mmのブルー、(下)0.7mmのブラック

ユニボール エアの“エア”は、文字通り“空気のように軽い書き心地”を表しているそう。新開発チップを搭載しており、筆圧に合わせてペン先の内部が上下に動き、インクの流量をコントロールするのだとか。

このペン先に最新テクノロジーが
このペン先に最新テクノロジーが

早速試してみると、ペン先が紙に触れた瞬間インクがスッと気持ちよく紙に乗る。触れるだけでインクが出るというとサインペンのようだが、筆記すると先端のボールが動いているのが分かり、紙にも引っかからず驚くほど滑らかな書心地だ。

また、ペン先を360度どの方向に傾けてもかすれることなくインクが出続ける。今回コピー用紙の裏で試してみたが、インクがすぐに乾くので左利きの筆者でもこすらず済んだ。

◆描線の太さが変わる?

ユニボール エアのもう1つの特徴は、書き方や筆圧によって描線が変わること。ペンを立てるか弱い筆圧で書くと細くなり、寝かせたり強い筆圧で書いたりすると太くなる。

書き分けのイメージ
書き分けのイメージ

メーカーサイトによると、0.5mmの描線幅は0.3mm~0.5mm  0.7mmの描線幅は0.4mm~0.6mm
メーカーサイトによると、0.5mmの描線幅は0.3mm~0.5mm
0.7mmの描線幅は0.4mm~0.6mm

三菱鉛筆のサイトではカリグラフィー風の例も紹介されているが、常に一定の角度と筆圧で書くことしかできない(というかそもそも字が上手くない)筆者には難しかった。

こういったセンスがないので
こういったセンスがないので

今年の目標を筆圧で書き分けてみた
今年の目標を筆圧で書き分けてみた

なお、同社を代表する油性ボールペン「JETSTREAM」の0.5mmと比べても分かるように、緻密な描画にはあまり向いていない。さらに0.7mmの黒はゆっくり書くとインクがたまりやすいので、ノートや手帳の裏移りには気を付けよう。

「JETSTREAM」が出た時も感動したなぁ
「JETSTREAM」が出た時も感動したなぁ

◆使い込むのが楽しみに

書いていて手が全然疲れないため、メモを取ったり、手紙やメッセージを書いたりするのにはピッタリなユニボール エア。思い通りの描線を出すのには少々慣れが必要だが、同社によると「使い込むほど書き手に合ったペンになる」という。しばらくは水性ボールペンの味わい深い筆跡を楽しんでみたい。

今年も素敵な文具と出会えますように!
今年も素敵な文具と出会えますように!