新潮社より2023年7月12日新発売の小田雅久仁著『禍』、『このホラーがすごい! 2024年版』で堂々の第1位に輝く 画像1

ホラー小説『禍』が『このホラーがすごい! 2024年版』で第1位に輝く

新潮社から発売された『禍』が大人気

新潮社より2023年7月12日に刊行された小田雅久仁著『禍(わざわい)』が、宝島社によるガイドブック『このホラーがすごい! 2024年版』のホラー小説ベスト20の国内編で第1位を獲得しました。

華々しい受賞歴を誇る小田雅久仁

小田雅久仁さんは2009年『増大派に告ぐ』で第21回日本ファンタジーノベル大賞を受賞し、作家デビューを果たしました。以降、彼の著作は多くの文学賞を受賞し、21年の『残月記』では、第43回吉川英治文学新人賞と第43回日本SF大賞のW受賞に輝きました。本作でも見事にタイトル獲得を果たしました。


『禍』の魅力

『禍』はヒトの〈からだ〉をモチーフに、多様な技巧で恐怖と驚愕を紡ぐ超傑作短編集です。発売前から海外翻訳決定や先行コミカライズ連載開始、著名人からの推薦コメントが寄せられ、異例尽くしの展開を見せました。SNS上では「ゾクゾクするのに読むのをやめられない」、「中毒性が危うすぎる」、などの口コミが続々と寄せられ、瞬く間に話題沸騰、大増刷が決定する大反響を呼びました。


著名人からの推薦コメント

国内外の著名人からも熱いメッセージが寄せられています。漫画家の伊藤潤二さんは「禍の悪夢の侵襲によって私は永遠の万華鏡の中に迷い込んだ」と絶賛。ゲームクリエイターの小島秀夫さんも「読者の身体に澱のように溜まる、艶かしい肉体感覚」と評価しており、多くの専門家やファンから深い感動を得ています。

日常の違和感から恐怖を育てる著者の視点

各話に共通するのはその豊かな想像力です。都市生活の日常から一転して超常的な展開へと跳躍する様は、一種の爽快感すら抱かせます。小田さんは「からだ」というモチーフにこだわり続け、人間の顔の奥に潜む無数の髑髏を想像した経験などから物語を生み出しました。

著者紹介:小田雅久仁

小田雅久仁さんは1974年宮城県生まれ、関西大学法学部政治学科卒業。2009年『増大派に告ぐ』で第21回日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビューしました。以降、多くの作品で文学賞を受賞し、日本のホラー文学界にその名を轟かせています。

書籍概要

タイトル: 禍(わざわい) 著者名: 小田 雅久仁 判型: 四六判(320ページ) 定価: 1,870円(税込) 発売日: 2023年7月12日 ISBN: 978-410-319723-2

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