ペンを左手で持つ人は、これまでインクとの“こすれ”に悩まされたことはないだろうか?生粋の左利きの筆者も、右方向に書き進めていく横書きでは手が当たって汚れてしまうことがよくあった。
そんな左利き特有の問題を
「手がふれる前にインクが乾けば良いのでは?」というシンプルな発想で解決してくれるのが「サラサドライ」。先月ゼブラから発売されたばかりの速乾ジェルボールペンだ。
◆水性ボールペンならではの欠点を克服
サラサラとした軽やかな書き味が魅力のサラサシリーズ。だが従来製品のサラサクリップは、筆記後すぐに触るとインクがこすれて汚れてしまうといった水性ボールペン特有の欠点もあった。
そこでサラサドライでは、紙に浸透しやすい成分を配合した“ドライジェルインク”を新たに採用。実際に筆記してみると、書いたそばからスルスルと紙に浸透していくのが感じられ、直後に手で触ってみても
全く汚れなかった。
◆より濃く、くっきり見える筆記線に
さらに黒インク同士の筆跡を比べてみると、サラサドライはより色が濃く、くっきりとしているのが分かる。これだけインクが出ているにもかかわらず、乾きが速いことに改めて驚かされる。
左利きに限らず、ふせんに急いでメモしたり、手帳に書いてすぐ閉じたりするような場面でも安心して使えそうなサラサドライ。その速乾性は、ぜひ実際に手に取って確かめてみて欲しい。なおボール径は0.4mm/0.5mmの2種類、インク色は黒・赤・青の3色。価格は1本150円(税別)。