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土日だけ営業する「中村文具店」、そこは“昭和文具”を販売するノスタルジック空間でした

さあ、タイムスリップしましょう

子どもの頃、お小遣いをもらうと駄菓子屋より文具店に行くことが多かった筆者。当時のような個人文具店はめっきり少なくなりましたが、先日自宅近隣を開拓していて“土日しか営業しない”という変わった文具店を発見しました。

お店の名前は「中村文具店」。JR中央線「武蔵小金井駅」から徒歩5分ほどの場所にある、青い壁とレトロな佇まいが印象的なお店です。

実用自転車!

引き戸を開けて店内に入ると、まるでタイムスリップしたかのようなセピア色の空気感。その正体は、店内に所狭しと並べられた古い文房具でした。

まるで博物館のよう

古文房具の専門店

中村文具店で販売されているのは、現在ほとんど目にすることがなくなった昭和の文房具たち。ずっしりと重みのある2穴パンチや筆記具をはじめ、30代の筆者が子どもの頃集めていたようなロケット鉛筆や消しゴム、小刀などが手に取れ、懐かしさで胸が押しつぶされそうになります。

ライオンやカールの2穴パンチ

什器も古い

鉛筆を削っていたこのナイフ、こんなキャラクターだったっけ?

紙好き悶絶のオリジナル商品

紙には目がない筆者

筆者が特に気に入って購入したのが、同店のオリジナルだというメモパッドと一筆箋。メモパッドにはなんと様々な“帳簿”が惜しげもなく使われており、上質な紙をメモとして使う贅沢がたまりません。

淡くカラフルな線が美しいのです

一筆箋には、グラフ用紙、原稿用紙、色褪せたノートパッドなどがランダムに綴じられています。色々な使い道がありそう。

半透明のグラフ用紙、好きだった~!

原稿用紙にはあまり良い思い出がない…

このほかオリジナル商品として、わらばんしや賞状筒風のペンケースも販売されていました。

武蔵小金井で60年続く文具店

同店はこの地で60年続く文具店で、現在のご主人は3代目とのこと。平日は文具の卸業をしているそうです。

これだけの古い文具(しかも未使用品)を、展示ではなく販売するなんて一体どこから集めるのだろう…と聞いてみたところ、仕入れ方法はヒミツだそう。もしかしたらこの場所だけ違う時空間なのかもしれません。

訪れた日は常連さんや幅広い年齢層のお客さんで賑わっており、和やかな会話が繰り広げられていました。休日にピッタリの安らぎを求めて、ぜひ遊びにいってみてはいかがでしょう?

お正月映画といえばゴジラでしたね

中村文具店
所在地:東京都小金井市中町4-13-17
営業時間:12時~18時(土・日のみ営業)
中村文具店
住所:東京都小金井市中町4-13-17
口コミ ランキング:武蔵小金井駅
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