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“業界初”プレス方式×15通りの抽出で自分好みのコーヒーを!「GRAND X」シリーズの新コーヒーメーカーをレビュー

思わず「高い豆?」と聞いちゃうクオリティ

豆から挽かなくてもこんなにおいしいコーヒーが飲めるとは。タイガー魔法瓶の『GRAND X(グランエックス)』シリーズから9月11日に発売される新商品「コーヒーメーカーACQ-X020」をひと足先に試してみました。

この商品は、“業界初”となる蒸気プレス方式「Tiger Press」を搭載したコーヒーメーカー。コーヒーの抽出時間と浸し時間を細かくコントロールしながら、蒸気圧によって豆の旨みを十分に引き出してくれるのだとか。

全体が30cm以下に収まるコンパクトなサイズ感

独自の「Tiger Press」システムを採用

専用のシリンダーに粉を直接入れ、タンクに水を入れたら準備完了。コーヒーフィルターがいらないので経済的ですね。

取り出しやすいシリンダー

コーヒーの粉を直接投入

目盛り付きでスリムな水タンク

1度に抽出できる量は最大240ml(カップ2杯分程度)。1杯分ならカップを置いてそのまま抽出できます。

1杯分(120ml)、多めの1杯分(180ml)、2杯分(240ml)で設定可能

上部のタッチパネルでは、抽出方法もカスタマイズ可能。3段階の抽出温度×5段階の浸し時間により、なんと15通りもの方法が選択できるのです。

タッチパネルの感度も◎

抽出時に大きな動作音は無く、「ピーッ」という電子音とともに数分でコーヒーが完成。特段高級な豆を使ったわけではないのに、挽きたての粉かな?と感じるくらい芳醇な香りと味わいが広がります。

豆の旨みがギュッと溶け出している印象

同じ豆でも全然違う味!

試しに同じ豆を使って「85度・30秒」と「95度・60秒」の淹れ方を比べてみたところ、酸味やコクの出方が全然違う!特別コーヒーに詳しくない筆者でも、“自分好み”のコーヒーを見つけることができました。

豆の特性に合わせて選んだり、飲む時間や食事に合わせたりと自由自在

アイスコーヒーも

なおアイス用ボタンも搭載されており、抽出後に氷を入れればこれまたおいしいアイスコーヒーが楽しめます。

アイスコーヒーボタンを搭載

淹れたてのアイスコーヒーは格別です

筆者は豆から挽くタイプの全自動コーヒーマシンを持っていますが、ミルの音やお手入れのしやすさ、コーヒーのクオリティを考えると正直買い替えたくなりました。一年中使えるので、少人数世帯で購入を検討されている方は候補に加えて良いかと。

洗い物はこれだけ

本体サイズはW22.6×D19.9×H29.8cm、重さ3.1kg。市場想定価格は1万9,800円(税別)です。
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