益子焼のイベント「益子陶器市」

栃木・益子町の陶器販売イベント「第98回益子陶器市」が、11月3日~11月7日の期間開催されます。

江戸時代に同地域で始まったといわれる「益子焼」。現在窯元は約250、陶器店は50ほど存在しており、若手作家も活躍しています。

益子焼のイベント「益子陶器市」
自然の傾斜を利用した登り窯
今ではほとんど使われていないそう

益子陶器市は、その益子町でゴールデンウィークと秋の年2回開催されるイベント。東京に近いこともあり、併せて約60万人もの人が訪れるといいます。筆者も何回か訪れており、今回は初めて行ってみようかな、という人のために会場の雰囲気やアクセス方法をまとめてみました(画像は2016年春のものです)。

アクセス

会場は真岡鐵道「益子駅」から1kmほど離れた城内坂通り、里山通りとその周辺。

益子焼のイベント「益子陶器市」
歴史を感じる益子駅

電車で行く場合は都内から片道2時間半ほどかかります。下館~益子駅を結ぶ真岡鐵道ではSLも運行しており、鉄道ファンにも人気です(運行日と時間は真岡鐵道のサイトを確認)。

車では北関東自動車道真岡ICから約25分、桜川筑西ICから約20分。会場付近には無料・有料駐車場も用意されています。午前中の会場周辺は渋滞必至。

なお秋葉原・宇都宮駅からそれぞれ益子に直行する高速バスも出ています(定員あり)。

会場

益子焼のイベント「益子陶器市」

メインストリートの城内坂通りと里山通りの両サイド、さらにその周辺に各作家さんのテントがずらり。共販センターでは伝統ある窯元も多数出店しており、お得にまとめ買いできる商品も用意されています。

益子焼のイベント「益子陶器市」
地元に窯を持つ作家さんたちのテント

益子焼のイベント「益子陶器市」
大きなたぬきがそびえ立つ共販センター

小高い丘の上には、地方の作家さんも参加する「かまぐれの丘」があります。このように会場はとにかく広くアップダウンが激しいので、日帰りの場合は何往復もできないと思っておきましょう。予め気になる作家さんをチェックしたり、欲しい器をイメージしたりしておくと効率良く回れます。

益子焼のイベント「益子陶器市」
高台にも広がる陶器市

益子焼のイベント「益子陶器市」
作家さんたちによる粋な展示

益子焼のイベント「益子陶器市」
かまぐれの丘

全部見る自信がないという人は、通り沿いにある店舗やギャラリーショップ「もえぎ城内坂店」、セレクトショップ「g+oo」などがオススメ。1店舗で様々な作家さんの作品が見られ、高確率でステキな器に出会えます。

レストランやフードコート、トイレも充実。天気が良ければお弁当を持ってきて公園で食べるのも良いかも。

益子焼のイベント「益子陶器市」
公衆トイレも随所に設置

益子焼のイベント「益子陶器市」
陶器で彩られたトイレ

魅力

益子焼のイベント「益子陶器市」
作風は様々。日常で使いながら楽しんで
(画像は石井トミさんのブース)

陶器市では、何といっても作家さんと直接お話できるのが魅力。個人のテントでは値段交渉に応じてくれる場合もあります。

益子焼は表現の幅が広く、見ているだけでも本当に楽しめます。器に限らず美術品や農産物まで販売されるので、スーツケースや大きいバッグは必須。

益子焼のイベント「益子陶器市」
同じく石井さんのオブジェ

益子焼のイベント「益子陶器市」
釉薬の掛け分けが印象的な佐々木康弘さんの作品

益子焼のイベント「益子陶器市」
素朴で繊細な菅谷太良さんの作品

益子焼のイベント「益子陶器市」
大切な人への贈り物にも
(作家さんの名前を控え忘れてしまいました…)

朝から行くのが正解

益子焼のイベント「益子陶器市」
早朝は人通りも少なくて見やすい

昼間は非常に賑わいますが、17時頃になるとあっという間にひっそり静まり返ります。周辺飲食店の閉店時間も早いため、日帰りの場合は朝から行くのがベスト。また、人気作家の作品を狙うなら、会期の初めのほうに行くのが良いでしょう。

時間に余裕があれば、車や巡回バスを利用して陶芸テーマパーク「つかもと」やライフスタイルショップ「starnet(スターネット)」にもぜひ立ち寄ってみてください。洗練された益子焼や雑貨と出会えますよ。

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企画展なども行われる「つかもと」

益子焼のイベント「益子陶器市」
人気セレクトショップ「starnet」

このほか旧濱田庄司邸や登り窯といった歴史的な見所もありますが、なんせ会場が広過ぎて陶器を見るだけで精一杯…!陽が落ちると冷えるので、体調に気を付けて楽しんでくださいね。

※イベントの詳細、駐車場、各作家情報などは「益子町観光協会」のWebサイトを参照のこと