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1秒に1滴、待つ時間を楽しむ水出し専用コーヒードリッパー「BRUER(ブルーアー)」

カフェの味わいを家庭で手軽に

レギュラーコーヒーを水で抽出することで、熱湯でドリップする場合とは違った香りや豊かな風味が楽しめる「水出しコーヒー」。抽出に時間がかかるため喫茶店やカフェなどで飲むのが一般的でしたが、最近は家庭用のポットや専用コーヒーバッグも販売されています。

カリフォルニアから上陸した「ブルーアー」もその1つ。「家庭でも手軽にスロードリップのアイスコーヒーを楽しめるように」と開発された水出し専用コーヒードリッパーです。

本体は水を入れる上部のタンクとコーヒーを受け止めるカラフェに分かれており、組み立てるとサイフォンコーヒーを思わせるスタイリッシュなデザインになります。

実験器具のようなパーツ

組み立てるとこんな感じ

まずはコーヒー粉を計量してセット。

豆は中挽きがオススメとのこと

粉をならして付属のペーパーフィルターをのせたら、少量の水で湿らせます。

フィルターをのせて、水を少々

バルブで密封し、水または氷水を入れて抽出開始。バルブをひねると下に落ちる水の量が変わり、ドリップ速度を最短3時間~12時間の範囲で調整できます。オススメは1秒に1滴ぐらいで、この速度だと6時間ほどかかります。コーヒーが落ちる様子は砂時計のようでいつまでも眺めていたいところですが、夜セットして一度眠るのが効率的かと。

夏場は氷水で

バルブでドリップの速度を調整

ポタッ、ポタッとコーヒーが落ちてきます

朝起きると、部屋中にコーヒーの良い香りが充満していました。通常のコーヒーに比べると明らかに色が薄いですが、驚くほど強い香りを放っています。

おはようございます

抽出したコーヒーは苦みや雑味が一切なく、ほのかな甘みさえ感じるまろやかな口あたり。濃いコーヒーを飲むと独特の後味が残る時がありますが、こちらは水のようにスッキリしているので、暑い日にもオススメです。

宝石のような色合いもキレイ

1回で約4杯分作れるので、余った分はフタをしてそのまま冷蔵庫へ。水出ししたコーヒーは酸化しにくいため、冷蔵庫で数日間保存できるそうです。なおカラフェは耐熱ガラスでできており、電子レンジで温めてホットコーヒーにもできます。

フタを外して

カラフェのまま保存可能

抽出が終わったらフィルターを外せば粉が一気に捨てられ、食洗機にも対応しているのでお手入れも簡単です。じっくり時間をかけて抽出する贅沢なコーヒーは、豆選びもいつもと違う視点で楽しめそうでした。

ブルーアーの価格は1万5,500円(税別)。「アンジェ web shop」などで購入できます。水出しコーヒーがお好きな方は、ぜひこだわりの道具で手作りしてみては?
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