9月1日は防災の日。先日ご紹介した「
耐震マット」のようなグッズに加え、被災後の生活を支える非常食もしっかり備えておきたいですよね。昨今の非常食は種類豊富な上、見た目も味もなかなかのもの。そんなハイレベルな非常食の1つ、“温めずに食べられるカレー”をご紹介します。
ご紹介するのは江崎グリコから展開されている「常備用カレー職人(中辛)」。見た目は普通のレトルトカレーですが、温めなくても食べられる上、長期保存できる(賞味期限3年)のが特徴です。
江崎グリコが展開する「常備用カレー職人 (中辛) 」
封を切って皿に出してみると、普通のレトルトカレーよりサラサラッとした感触。温めていないのにスパイスの香りがふわーっと広がり、食欲をそそられます。冷めたカレーにありがちな油分のザラザラ感がないため、ふんわりスルッと舌を通過する軽やかさが好印象。お湯や水で戻す「アルファ米」とあわせれば、見た目も立派なカレーライスに変身します。温かいカレーの味わいにはかないませんがのどごしが良いので、飲料水が不足しがちな震災時も食べやすいかと。
なお類似の商品として、ハウス食品からも「野菜カレー」や「野菜シチュー」が展開されています。こちらも温め不要で食べられる上、賞味期限が長い(5年)のが魅力。各社の商品をいろいろ食べ比べてみて、自分の好みの味わいを備蓄してはいかがでしょうか?
ハウス食品が展開する温め不要の「野菜カレー」と「野菜シチュー」
舌触りはサラリ、でもコクがある味わいの野菜シチュー
筆者は上記商品を東急ハンズで購入し、販売価格は江崎グリコの「常備用カレー職人(中辛)」が141円(税込、以下同じ)。ハウス食品の「温めずにおいしい野菜カレー」と「温めずにおいしい野菜シチュー」が各184円。アルファ米(アルファ化米)の価格帯は100gあたり300円前後でした。