あえものや鍋ものに豊かな風味を加えてくれるすりごま。実家にも立派なすり鉢がありましたが、いつの頃からか使われている姿を見かけなくなってしまいました…。
かくいう筆者も面倒なのでいりごまとすりごまを買って使い分けていたのですが、先日100均で小さなごますり器を発見。これならいりごまだけで済むのではと思い、いくつか試してみることにしました。
今回ご紹介するのは100円ショップ「セリア」で入手した3商品。市販のいりごまを使い、仕上がり、使いやすさ、オススメ度を判定します。
1.「ミニすり鉢&すりこぎセット」(モリトク)
保管に場所を取りがちなすり鉢がミニサイズに。鉢は磁器、すりこぎにはカエデが使われた本格仕様です。
すりつぶすのに少々時間はかかるものの、均一に細かくなり、香りも最も立っていました。
しかしすりこぎの先端が平面のため、ごまを捉えきれず外に飛び散ってしまうという難点も。またすり鉢ならではの洗いにくさも気になりました。
仕上がり:★★★
使い勝手:★☆☆
オススメ度:★★☆
2.「ごますり器」(IPシステム)
調味料入れのような四角いフォルムのごますり器。本体の中にごまを入れ、下に向けて回すとすりつぶされたごまが出てくる仕組みです。
回す時に力もいらず、ムラなくすりつぶされていて文句なし。直接かけられるのも便利です!中のグラインダー部分が洗いにくい点のみ惜しい。
仕上がり:★★★
使い勝手:★★☆
オススメ度:★★★
3.「ごますり器」(山田化学)
ラーメン屋やうどん屋でよく見かける手回しタイプ。出口が小さいため狙った場所にピンポイントでかけられますが、他の2種類に比べるとごまを“割っている”だけのような印象でした。
仕上がり:★★☆
使い勝手:★★☆
オススメ度:★★☆
というわけで今回最もバランスの良かったごますり器は2番。購入の際はぜひ参考にしてください!