
ワインは一度コルクを抜いてしまうと酸化が始まってしまう。だが、一度抜いたコルクをボトルに戻すと、コルクのカスがワイン内に入ってしまいがちだ。だからといってワインストッパーをボトルの口にはめると、ボトルが冷蔵庫に入らなくなってしまうことがある。
「Wine Condoms(ワインコンドーム)」は、この問題を解消してくれるコンドームタイプのワインストッパー。ワインを酸化から防ぎつつ、冷蔵庫への保管を可能にしてくれる。

使い方は一般的なコンドームとほぼ同じ。コンドームの包装を破り、ボトルの口部分にぴったりと密着させて両手の指で巻きおろす。これでワインの酸化を防ぐことができる。一般的なコンドームの装着に慣れている人であれば、失敗することはまずないそうだ。


ワインコンドームは、サランラップをボトルの口にまいて輪ゴムで止めたときよりも、はるかに高い気密性を提供するという。ボトルが倒れても、ワインがこぼれてしまうことはないそうだ。また、一般的なコンドーム同様、使い捨てタイプなので衛生的と言えるだろう。

ワインコンドームを制作したのは、米国テキサス州在住のMitchell Strahanさん。Strahanさんによれば、ワインコンドームはパーティーにぴったりだという。パーティでは多くのワインボトルが開けられるが、それに対応する数のワインストッパーが用意できないことも多い。だが、ワインコンドームは1箱に6個入り。安価かつ手軽なワインストッパーとして利用可能だ。

女性は、パーティーでは男性がワインコンドームをボトルに装着する手つきに注目するべきだという。明らかに慣れない手つきの男性は、女性とベッドを共にする際にも、なんらかの“プロテクション”を用意していない、気遣いの足らない、あるいは不届きな男性である可能性が高いからだ。

英国の通販サイトFIREBOXなどで購入可能。価格は11.99英ポンド(約2,230円)だが、日本への送料が別途3.25英ポンド(604円)必要となる。

さて、残念ながらワインコンドームは、スパークリングワインには使用できない。うっかりスパークリングワインのボトルにはめてしまった場合、“コンドーム風船”ができてしまうことがあるので注意されたい。

(画像はイメージです)