
例えば自転車のハンドルバーにスマートフォンホルダーを取り付けたいとき。例えば開閉するたびにキーキーと鳴るドアを修理したいとき。例えばスケートボードのトラックを交換したいとき。
日常生活における、このようなちょっとした困った事態は、手元にドライバーやレンチなどのツールさえあれば、ものの数分で解決できる。とはいえ、いつもツールを持ち歩くのは面倒だ。特に、“男は手ブラだ”という人にとっては、ツール持ち運びのためとはいえ、バッグやカバンを持つのは屈辱的なことだろう。
テクニカルアパレルメーカー686の「TOOLBELT」シリーズは、そんな男のためのメンズウェア(ベルト)。3種類のツールが組み込まれており、男を手ブラでいさせてくれる。

「TOOLBELT」シリーズのキャッチフレーズは、「スリー、ツー、ワン、ゼロ!」。サンダーバード発進シーンを想起させるようなこのキャッチフレーズは、8ミリ、10ミリ、11ミリの「3」サイズのレンチ、プラスとマイナスの「2」種類のドライバー、そして「1」つの栓抜きが付いており、これらによって日常生活での問題を「0」にすることを意味している。



686はスケートボードウェアとそのウェア販売しているブランド。このため、レンチとドライバー両方付属する仕様になった。この2つがあることで、スケートボードのトラックを交換する際、レンチでナットを固定し、ドライバーでネジを回すという作業が簡単にできるようになる。

レンチとドライバーを使った作業を終えたら、ビールを飲もう。「TOOLBELT」の栓抜きは、この瞬間のために取り付けられたもの。男ならジョッキにビールを注いだりせず、ビンから直飲みしたい。

持っていても絶対に女性にはもてないが、(一部の)男性にはもてるであろうこの「TOOLBELT」。米国の通販サイトAmazon.comなどから購入できる。

なお、686は女性向けの「TOOLBELT」も販売している。レンチやドライバーいつも持ち歩きたいという女性が何人いるかはわからないが、もしそのような女性がいたら是非お会いしてみたい。そして一緒に、吉野家で牛丼を食べてみたい。
