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鋳物ホーロー鍋「ストウブ ピコ・ココット ラウンド」レビュー -- 肉じゃがを無水調理!手作りパン・焼きいもにも


フランス発の鋳物ホーロー鍋「ストウブ」。無水調理をはじめ、食材の旨みをいかした調理ができると人気のブランドです。お値段もそこそこしますが、自炊のレベルを上げたくなった筆者はこのたび購入。実際に使ってみた感想をご紹介します。

「ストウブ ピコ・ココット ラウンド」レビュー


「ストウブ」の鍋にはラウンド型やオーバル型などがラインナップ。サイズも豊富にある中、筆者が選んだのは「ピコ・ココット ラウンド」(20cm)。メインディッシュを2~3人分作れるサイズ感の商品です。


商品が届いてまず感じるのはずっしりした重み。密閉性が高く、蒸気や香りが逃げにくいため、水分や調味料控えめで調理ができるのだとか。オーブンにも対応しているので、ケーキやパン作りの型として使うこともできます。

ずっしり重く、小さな突起が裏についたフタが美味しさの秘密

早速作ってみた「肉じゃが」はしょうゆ・みりんだけ加え、ほかの水分は一切なし。いつもの肉じゃがよりしっかりした食感、野菜の風味が強い仕上がりとなりました。煮崩れしにくいのも魅力です。

“無水”で肉じゃがづくり

煮崩れせずきれいな仕上がりです

素材の旨み凝縮

そのほかにも野菜を煮込んだり、蒸したり、ご飯を炊いたりといろいろトライ。うまくいくと野菜類がびっくりするくらい美味しくなるのですが、「焦げついた」「加熱時間をうまく調節できなかった」といった失敗も幾度かありました。一般的な鍋とは使い勝手が異なるため、まずは公式レシピなどに忠実に従い、徐々に慣れていく必要があると感じます。

野菜と鶏肉を煮込んだり

発芽玄米を炊いたり

いろいろ試した中で意外と気に入ったのが、パン作りと焼きいも作り。熱の回り方がちょうど良いのか、ストウブに入れて焼き上げたフォカッチャは、しっかりした厚みともっちり食感が最高の一品に。水なしで火を通す焼きいもも、しっとり食感にほんのり香ばしさが加わった絶妙の仕上がりでした。揚げ物やスモーク調理にも適しているそうで、料理好きの人は使い込んでいく楽しさがある鍋だと思います。

オーブン調理にも使えます

フォカッチャを焼いてみました

自分史上最高のできばえ!

焼き芋づくりにも

甘さをじっくり引き出してくれます

すぐに使いこなせるとは限らないけれど、料理の楽しみ方を広げてくれるストウブ。キッチンに華を添える佇まいも魅力です。鍋の買い足し、買い替えを検討している人は、候補に加えてみてはいかがでしょうか。
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