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「東京防災」を試してみた(その3)--新聞紙や牛乳パックで食事するワザ

こんな素材が食器代わりに

8月30日から連載してきた「東京防災」の実践編(その1その2)。防災の日でもある本日は、新聞紙や牛乳パックを使った食器作りの模様をお届けします。「東京防災」をお持ちの方はP.208~209をご参照ください。

まずは、新聞紙とビニール袋を使った“お椀”作り。新聞紙を折りたたんで器の形にし、ビニール袋をすっぽりとかぶせます。生ゴミ入れに見えなくもありませんが、なんでもたっぷり入りそうな大容量が魅力。安定性には欠けるので、汁物を入れる場合は要注意です。

新聞紙を折りたたんで器の形にして、

ビニール袋をかぶせればできあがり
見た目は生ゴミ入れっぽい…?

お次は牛乳パック(500ml)を使ったスプーン作り。四隅を切り落とせば、レンゲのような形になります。1つの牛乳パックから4つ作れるので、家族みんなで使えそう。

牛乳パックを4つに切り分けたら(左)、
さらに端を斜めに切り落とします(右)

たっぷりすくえそう

ちなみに上記2つはうまくいった例ですが、こんな“失敗”もありました。2Lのペットボトルを縦半分に切ってお皿代わりにするというアイデア(P.208掲載)を試したところ、ペットボトルの底が硬すぎて切ることができず断念したのです。サバイバル生活には、切れ味がよい大きめのハサミやカッターが必需品なのかもしれません。

ペットボトルの“底”を切ることは難しいと判明

「東京防災」の“実践編”を3回にわたってお届けしましたがいかがでしたか?「東京防災」のキャッチコピー「今やろう。災害から身を守る全てを。」のように、一人ひとりが防災の当事者だという意識を大切にしていきましょう!

※「東京防災」はKindleや楽天Koboなどの電子書店から、電子版をダウンロードできます(無料)。
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