ホーム   »   家電・デジタル   »   ペットや赤ちゃんの写真撮影に!…スマホカメラの活用範囲を広げる「PRISMO」

ペットや赤ちゃんの写真撮影に!…スマホカメラの活用範囲を広げる「PRISMO」

スマートフォンホカメラの活用範囲を広げる「PRISMO」

「PRISMO」は、スマートフォンのフロントカメラ(インカメラ)を活用するツール。米国コロラド州在住のJeffrey Daikerさんが考案した。プリズムが持つ、光の進む方向を変える性質を利用している。

「PRISMO」を使用するには、プリズム部分をフロントカメラの上に置き、シリコン製のバンドをスマートフォンに巻き付けて取り付ける。これで、フロントカメラの向きを90度変えることが可能になる。

フロントカメラ(インカメラ)にプリズムを
シリコンバンドで固定しただけのツール

スマートフォンカメラで赤ちゃんやペットの写真を撮影する場合、撮影者も床に寝ころばないと画面を確認できなかった。「PRISMO」を取り付ければ、スマートフォンを床に置き、画面で赤ちゃんやペットの様子を確認しながらシャッターを切ることが可能だ。

こんな写真も簡単に!

Daikerさんは、「PRISMO」を取り付けるだけで、スマートフォンカメラの活用範囲は無限に広がるとしている。たとえば、写真や動画の撮影が許可されているライブハウス。スマートフォンで演奏を撮影する場合には、両手でスマートフォンを支え続けなければならない。だが「PRISMO」を使用すれば、撮影ボタンをタップしたあとは、スマートフォンをテーブルの上に置きっぱなしにできる。利用者はのんびり、お酒と食事と音楽を楽しんでいられるのだ。

「PRISMO」を使えば、“置きっぱなし”撮影が可能に

仕事で使う場合には、重要なプレゼンテーションなどを記録するのにも便利だ。プレゼンの発表者の中には、カメラを向けられて撮影されるのを嫌がる人もいる。だが「PRISMO」を利用すれば、スマートフォンがデスク上にあるだけにしか見えないため、無理なく撮影できるだろう。

重要なプレゼンを動画で記録可能に

Daikerさんは「PRISMO」の市販化に向けて、クラウドファンディングサイトkickstarterで出資者募集のキャンペーンを実施している。25ドルの出資で「PRISMO」を1つ入手可能だ。キャンペーン終了後の市販価格は35ドルになる。出荷時期は2016年12月に予定されている。

使い方、いろいろ

年末まで待てないという人は、自作してもよいかもしれない。シリコンバンドとプリズムを購入し、瞬間接着剤で両者をくっつければ、かなり近いものができるはずだ。

構造はシンプルです
おすすめの関連記事
関連キーワード
関連記事
Google ニュースで「えんウチ」をフォローできます。スマホ、タブレットなどで便利に読めます。 是非フォローをお願いします!