「SoloCam」は高音質マイクを搭載した自撮り棒。動画撮影に特化して設計されている。
「SoloCam」開発者の Benny Goldstein 氏は、自撮りで利用されるスマートフォンカメラの進化は著しく、驚くほどの高画質で画像が撮影できるようになったと述べる。だがその一方、マイク音質はあまり進化していないとも指摘。特にスマートフォンを自撮り棒に取り付けた場合には、撮影者とマイクの距離が離れてしまうため、録音環境がさらに劣悪なものになっているとしている。
スマートフォンカメラの進化は著しく、驚くほどの高画質で撮影が可能に
「SoloCam」はこの問題を解決する自撮り棒。持ち手の部分にマイクを取り付け、撮影者のすぐそばで音声を拾えるようになっている。マイクのデザインはテレビ局のレポーターが持つマイクロフォン風。これを持って動画を撮影すれば、ニュースレポーター気分を味わえる。
「SoloCam」は持ち手の部分にマイクが取り付けられた自撮り棒
撮影者のすぐそばで音声を拾える
持ち手は独特の形状。この形状により、長時間自撮り棒を持ち続けることができるだけでなく、手ぶれを(ある程度は)軽減できるという。
Goldstein 氏は現在、「SoloCam」の市販化に向けてクラウドファンディングサイト Indiegogo で出資者募集のキャンペーンを実施中。記事執筆時点では、49ドル出資することで「SoloCam」を1台入手可能となっている。入手に必要な金額はキャンペーンが進むにつれて上昇し、終了後の市販価格は99ドルとなる。出荷は2015年の12月を予定している。
2015年12月頃には、自撮り棒ブームが終わっているような気もする…。