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違和感を楽しむ。おにぎりの新形態「飲むおにぎり」は体験として面白い


おにぎりの新境地。パウチパックに入った「飲むおにぎり」が、3月1日に群馬県の「こんにゃくパーク」から発売されました。味は「梅こんぶ」「梅かつお」の2種、価格は1個160円(税別)。現在全国の一部スーパーやAmazonなどでも取扱があります。


パウチ容器入りで保存食・非常食にもなるタイプのおにぎり。「おにぎりなのに飲める」斬新さゆえ発売直後から話題となっていたアイテムに、いざ挑戦。

梅こんぶはゴールド、梅かつおはシルバーのパッケージ。サイドの「米」模様に意気込みを感じます。

米米米…

いずれもカロリーは280kcal。通常のおにぎり1.5個分相当とのこと。



表示部分を確認すると、名称は「生菓子」。原材料ではマルチデキストリンや果糖ぶどう糖液糖などの糖類がもち米より先に来ているのが気になるところです。

手にした感じはひんやり重く、ゼリー飲料みたい。


まずは梅こんぶから、吸引してみます。


初めに感じるのは「でゅるり」というゲル的舌触り。次いで甘じょっぱい梅こんぶ味が強めに広がります。パウチやストローのような細口で吸うものってたいてい甘いので、塩気が来るのに違和感があるけど、これはきっと慣れの問題でしょう。


ご飯粒は思ったよりしっかりとした食感で、なるほどお粥とは違います。ただご飯よりもゼリー部分の存在感が強く、どうしてもご飯を「具」と認識してしまう。おにぎりというより「米粒入り梅昆布ゼリー」がしっくりきます。

もう一方の梅かつおはダシ味強め。海苔の佃煮のようなもわもわとしたのど越しがなんともユニーク。味が濃くて喉がかわきます。これをご飯にのせて食べたい。



デイリーに食べるには個性的すぎますが、経験として試すには面白いと思います。この先、どんな料理がこうしてパウチパック入りになっていくのでしょうね。
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