1回の調理に必要な食材や調味料がセットになった
“ミールキット”。忙しくてもなるべく手作りでご飯を仕上げたいというニーズに応えてだいぶ浸透してきましたよね。
そんなミールキット、最近はコンビニもプロデュースしているのをご存じでしょうか?行きやすい店舗で受け取れるというコンビニならではのメリットもあり、共働き家庭にもかなり便利。今回は
セブン-イレブンと
ローソンのミールキットを実際に試してみたのでご紹介します。
ローソンのミールキット
ローソンのオリジナルミールキット「キッチント」は、スマートフォンアプリ「ローソン フレッシュ ピック」から注文可能(PCは非対応)。店舗によっては朝8時までに注文すると
最短で当日の14時以降に受け取れる場合も。
「ローソン フレッシュ ピック」
同アプリでは生鮮食品や成城石井の商品も購入できます
今回選んだのはちょうど期間限定価格になっていた「スパイス香るコクと甘みのキーマカレー(2人前)」。通常価格は770円(税別、以下同じ)です。
キットの中身はカット済の野菜と肉入りのカレーソース、レシピカード。包丁まな板はもちろん計量スプーンなども必要なく、フライパンで野菜を炒めてカレーを絡めるだけでできちゃいます。なおレシピには「ナスやパプリカなどの野菜を加えても」と書かれていたのでちょうど余っていたナスも投入しました。
既にカレーができています(サラダ油、ご飯は自宅で用意)
所要時間10分ほど。付け合わせも添えればかなり充実した一品に
スパイスがしっかり効いていますが辛みはなく、野菜を足しても濃厚なままでおいしい!このひと皿で簡単なランチに、余裕があればサラダやスープを足せばしっかり献立として成立しそう。
ちなみに2人前よりやや多めにできたので、食べきれなかった分は翌日カレートーストにして楽しめました。量も味もかなり満足のローソン、別のメニューも気になります。
セブンのミールキット
セブン-イレブンのミールキットは同店の商品注文サービス「セブンミール」を利用します。PC/スマートフォンから申し込めますが、ミールキットは
受け取り日3日前の午前10時30分が締め切りなので注意。その分日替わりメニューがあったり、1人前から買えたりと選択肢は豊富。店舗のほか自宅や職場への配送も可能です(配送料等の条件は変わります)。
筆者が頼んだのは「ミールキット(海鮮八宝菜)2人前」926円。メインの八宝菜のほか副菜として中華スープも作れるキットです。
こちらも具材は基本的にカット・下処理済み。スープもベースが入っているため水すら必要ありません。
自分で用意するものは油とコショウ、ごま油。レシピカードは白黒でした
肉に野菜、エビやあさりといった魚介まで具材豊富な八宝菜は、炒める順番ごとに包装されているためすべて火の通りがベストな状態で仕上がります。豚肉の脂身が多く途中で余分な油をふき取った以外は特に問題なく作れました。
スープも具材を入れて煮込むだけ。全体的に野菜多めでバランスも良く、魚介の旨みたっぷりの八宝菜はご飯との相性もばっちり!ただ個人的な印象としては料理の塩分が強めで、セブン-イレブンの通常のお惣菜に比べるとちょっぴり残念な気もしました。このメニュー特有のものかもしれないので他のメニューも食べてみたいと思います。
パパにもおすすめ
忙しい主婦にはもちろん、失敗しないミールキットは料理に自信がない人やお父さんの手料理にもピッタリ。特にコンビニのミールキットは
いつものコンビニで受け取れるのが一番のメリットなので、働いている人や買い物に時間がかけられない人を助けてくれそうです。気になる方はまずはメニューやお値段だけでもチェックしてみては?