夏の時期の楽しみとして、ぜひおすすめしたいのが“アイスクリームの手作り”。意外と簡単に&おいしくでき、バリエーションも広げやすいので、1度試すと何度でも作りたくなります。
そんな夏の楽しみを後押ししてくれるのが、サーモスの「
真空断熱アイスクリームメーカー」。電気不要なうえ、コンパクトで収納しやすいつくりのアイスクリームメーカーです。パステルカラーをまとった、スープジャーのような可愛らしい見た目も魅力。その具体的な使い方を、バニラアイスクリームを作りながらご紹介しましょう。
フタ、ボディリング、内容器、ボディカバー、保冷容器、ヘラのセット。まずは内容器にボディリングとボディカバーを取りつけ、冷凍庫で24時間以上冷やします。必須の下準備なのでお忘れなく。
フタ、ボディリング、内容器、ボディカバー、保冷容器、ヘラのセット
キンキンに冷えた内容器を保冷容器にセットしたら、卵や砂糖、生クリームなどを混ぜ合わせたアイスクリーム液を注ぎ入れます。ヘラで10分ほどゆっくりかき混ぜたら、フタをして10分放置。その後フタを取り、5分ほどかき混ぜたらできあがります。
内容器を保冷容器にセットして、アイスづくりスタート!
側面についたアイスクリーム液が、早くも凍り始めています
内容器の側面にへばりつくようにして凍っていくので、ヘラでそぎ落とすようにしながらかき混ぜるのがポイント。サラサラだった液体が徐々に凍っていき、フローズンドリンクのような柔らかさに。最後には、スプーンでしっかりすくえるアイスクリームへと変身します。容器の冷たさだけでこれだけ固まるって、すごい!
かき混ぜ始めてから5分後、フローズンドリンクのような柔らかさに
できあがったアイスクリームは、ふんわり&軽い味わい。自家製にありがちなジャリジャリ感がなく、そのなめらかな舌触りに感心させられます。ヘラでゆっくり、たっぷりかき混ぜてこその効果でしょう。柔らかめで溶けやすい仕上がりなので、ゆっくり食べたい、盛り付けに時間をかけたいという場合は、別の容器に移して冷凍庫でさらに固めるとよいです。
製品には専用のレシピが梱包されているほか、サーモスのサイトでもいろいろなレシピが掲載。ジュースや砂糖を使ってシャーベットに、豆乳やメープルシロップを使ってヘルシー志向のアイスに、といった具合にアレンジを楽しめます。かぼちゃやにんじん、トマトなどの野菜を使うアイデアにも注目。甘くて冷たいアイスクリームに混ぜこまれることで、子どもも野菜をおいしく食べられます。
付属のレシピでは4種類のアイス&シャーベットを紹介
ジュースと砂糖を凍らせただけなのに、こんなにおいしいなんて
シャーベットでなく、ジェラートとお呼びしたくなります
電気は使わずにヘラで混ぜるだけなので、小さい子どもも遊び感覚で楽しめるサーモス「真空断熱アイスクリームメーカー」。ゆっくりかき混ぜていると無心になれるため、仕事や家事で疲れたときの息抜きにもおすすめです。容量が少な目(約200ml)なので、大勢でシェアするのに向いていない点はご注意。夫婦やカップル、親子など、2人ほどで楽しむのに適しています。また、丸一日冷凍庫で冷やさないと使えないため、頻繁に楽しみたい場合は2個購入すると安心でしょう。
本体寸法は約10.5×10.5×14cm、重量は約0.8kg。カラーは今回ご紹介した「ラムネ」のほかに「クッキー」もあります。メーカー希望小売価格(税別)は6,000円ですが、通販サイトなどで大きく割引されている場合があります。気になった方はチェックを。これまでに掲載してきたアイスクリームメーカーのレビュー記事(「
ドウシシャ 電動ソフトクリームメーカー」「
BRUNO デュアルアイスクリームメーカー」「
アイリスオーヤマ アイスクリームメーカー」)も、製品選びの参考にしてみてください。
2,000円台で買える電動のアイスクリームメーカーもあります