溶けにくい氷の作り方

連日のように猛暑日が続く8月。特に家で過ごす時間が多い今年は、冷たい飲み物を飲む機会も多いのでは?

でも、家の冷凍庫で作る氷は溶けるのが早く、飲み物がすぐ水っぽくなってしまう気がしませんか…?そこで今回は、市販のロックアイスに頼らずおうちで“溶けにくい氷”を作る2つのポイントをご紹介します。


お湯を使う

市販のロックアイスが透明で溶けにくいのは、水の中の空気や不純物を取り除きながらゆっくり凍らせるから。家で水道水を使う場合はぐらぐらと数分間しっかり沸騰させ、中の空気を追い出してから冷まして製氷器にゆっくりと注ぎましょう。

溶けにくい氷の作り方
しっかり沸騰させて

溶けにくい氷の作り方
さめたらそーっと注ぎます

ゆっくり凍らせる

製氷器を冷凍庫に入れる際は、直接庫内に当たらないようタオルにくるんだり、割りばしを敷いたりすることで急速に凍るのを防ぎます。さらに余裕があれば、周囲が凍ってきたところで中心の水を捨てて、再度湯冷ましを注いで凍らせるとより透明度が上がるそう(筆者は忘れっぽいので大体全部凍ってしまいますが…)。

溶けにくい氷の作り方
フタがない製氷皿の場合はポリ袋に入れてからくるむと安心

できあがった氷は、水道水を普通に凍らせた場合と比べて白い部分が少なく、透明感もあってキレイ!溶けにくさについては“劇的に溶けにくい”というほどではありませんが、たっぷりのアイスコーヒーも最後までおいしくいただけました。

溶けにくい氷の作り方
おいしそう!

溶けにくい氷の作り方
劇的な違いはないものの、溶けにくい印象

なおコストを気にしなければ、ミネラルウォーター(軟水)を使用するのもひとつの手。水道水に比べると不純物が少ないので、手間をかけたくない場合はやってみても良いかもしれません。

凍らせるのにいつもより時間はかかりますが、来客時にも「おいしそう」という印象を持ってもらえそうな氷の作り方。この夏ぜひお試しを!