衣類用防虫剤の画像

こんにちは、整理収納アドバイザーのオガショウです。

初夏に向けて衣替えの時期。収納面でも一番相談されることの多い衣類ですが、衣類自体のお手入れについても一度見直したいところ。そこで今回は、衣替えの際にやってはいけないNG習慣を衣類用防虫剤「ムシューダ」を展開するエステーに聞いてみました。以下の10個、うっかりやっていないかぜひチェックしてみてください!


1.あまり着ていないからそのまましまう
→食べこぼし、皮脂汚れはシミになるだけでなく衣類害虫の栄養源に。頻度に関わらずほこりや花粉も付着するので、洗濯やクリーニングは必須です。

冬物のコートの画像
着ていないものはこの機会に処分しても良いかと

2.防虫剤をケースの手前や一番下に置く
→防虫成分は空気より重いので、衣類の上部に置くことで全体に広がります。

3.衣類をぎゅうぎゅうに詰め込む
→防虫成分がいきわたりにくくなるので8分目くらいがベスト。

詰め込まれたセーター

4.クリーニング時のビニールカバーをつけっぱなし
→通気性が悪くカビの原因に…。

クリーニング時のビニールカバー

5.パラジクロルベンゼンやナフタリン、樟脳などの有臭タイプの防虫剤を併用する
→薬剤が溶けだす危険アリ。なお無臭タイプのピレスロイド系薬剤であればどんな種類と併用しても問題ないそう。

6.効き目が心配だから防虫剤をとにかく入れる
→収納場所にあった種類や個数を使用しないと効果が十分に発揮されないので注意。パッケージをよく確認しましょう。

防虫剤をたくさんいれたところ
入れ過ぎはもったいないです

7.圧縮袋に引き出し用防虫剤と一緒に入れる
→圧縮しても酸素がなくなるわけではないので、害虫は生存できます。また、通常の防虫剤では成分も広がりにくいそう。

ムシューダ圧縮パック
専用の圧縮袋も販売されています

8.服を棚に入れてそばに防虫剤を置いておく
→防虫剤は密閉された空間でないと効果が発揮されません。オープン空間のクローゼットに入れる場合は防虫カバーに入れましょう。

9.ウール以外は食べられないから大丈夫
→カシミヤやウールなど高い衣類ほど食べられやすいのは事実ですが、綿や麻などの植物性繊維や食べこぼし汚れがある化学繊維も食べられることがあるそう。

10.服を出した収納ケースにそのまま入れる
→綿ぼこりの中に衣類害虫の卵が産みつけられている可能性も。衣替えの際は収納ケースやクローゼット、押し入れの掃除をお忘れなく!

ハンディクリーナー

意外ときちんと教わることの無い衣替えの方法。ついやっている習慣はありませんでしたか?既に服をしまってしまったという人も、今ならまだ間に合いますよ~!