幼い頃から母の目を盗んでは父と分け合って食べていた筆者も、今回の発売をスター・ウォーズの最新作並に待ち望んでいた1人。というわけで、新生ペヤングの実食とともに、会えなかった時間を埋めるべく様々なアレンジも試してみたのでご紹介したい。

◆新ペヤング、変わったのはパッケージのみ
既にご存知の方も多いだろうが、新しいペヤングのパッケージは外装のビニールに旧パッケージの絵柄がプリントされたトリックアート仕様。


中ぶたと湯切り口はともにシール式になっている。

以前に比べてかなり入れにくくなったが、麺の下にかやくを入れてお湯を注ぎ、待つこと3分。お湯を捨ててソース、ふりかけ、スパイスを混ぜたら完成だ。



舌の上でクルクル踊る縮れ麺に、絶妙にスパイシーで飽きの来ないソース…新しいペヤングは昔と何も変わっていない。とりあえずほっとした。
◆家にあったらやってみて!オススメ“ちょい足し”アレンジ
なお再発売後、筆者宅では住人全員がペヤングを買ってくるという浮かれた事態が発生し、せっかくなので家にある様々な具材を足してペヤング祭りを楽しむことにした。以下、その中から満場一致で評判の良かった3つを紹介するので、万が一そのまま食べることに飽きたら参考にして欲しい。
・キムチ
ペヤングがさらに濃厚かつ刺激的になり、辛いもの好きなら“絶対間違いない”組み合わせ。お気に入りのキムチでぜひ。

・さばの水煮缶
ペヤングになかった魚介のエキスが加わり、一段階上のおいしさに。シンプルなさばの旨みでさっぱりと頂け、欠けていたタンパク質が補えるのもポイント。

・コールスロー
マヨネーズの感覚に近いが、フレンチドレッシングの酸味がソースの辛みをまろやかに包み込み、キャベツのシャキシャキした歯ごたえとともに新たな B 級グルメへと昇華する。だが、1食分すべて食べたら若干胸やけがしたので半分くらいにしておくのがいいかもしれない。

このほか、ソースのパンチは弱まるものの、個人的には「半熟卵+柚子胡椒」もオススメ。まろやかな口あたりで女性ウケのよさそうなコンビだ。

一度はダークサイドに堕ちたものの、鮮やかな復活を遂げたペヤング。ちなみに筆者の知人にはかやくを入れず麺のみを1分程で仕上げて食べるという強者もおり、人それぞれのこだわりがあるのも歴史ある商品ならでは。ペヤングに限らず、こうしたロングセラー商品は末永く販売され続けて欲しいものだ。
