トーストの色々な焼き方

日ごろ「当たり前」と思っている生活行動を疑い、他の方法を試してみる。そんな“ふだん”の研究結果を報告する連載です。今回のテーマは「トーストの焼き方」。

トーストの焼き方研究

毎朝の食パン。トースターで軽く焼き直し、バターやジャムなどを塗って食べる人が多いかと思います。

トーストの色々な焼き方

焼き具合の好みは人それぞれかと思いますが、たいていはトースターのツマミをどれだけ回すかで調整しますよね。でも、そもそもトースター以外で焼いたらどうなるのでしょう?気になったので、フライパン、魚焼きグリル、ガスコンロ+焼網の3パターンを試してみました!

フライパン

熱したフライパンに食パンをのせ、両面焼いていきます。フチが焦げやすいので注意しましょう。

トーストの色々な焼き方

特徴は大胆な香ばしさ。表面ザクザク、耳もより噛み応えが出る焼き上がりです。内側もしっとりもっちりというよりはふわっと軽くなる印象。

トーストの色々な焼き方

トーストの色々な焼き方
フチがこんがり

魚焼きグリル

トーストの色々な焼き方
いってらっしゃ~い

トーストの色々な焼き方

サクッと香ばしく、意外にも繊細な焼き上がり。小麦の風味が豊かに立ちのぼります。すみずみまでムラなく美しいきつね色に焼けるのも特徴。懸念した魚の匂いは意外と移りません。

トーストの色々な焼き方

ポイントは弱火で焼くこと。でないと表面は焦げて内側はぬるい、という事態になりかねません。また上火しかない場合は裏返しが必須。でないと下面は生のままになってしまいます。

焼き具合が見えにくいのは不便ですが、詰めれば一度に4枚焼けるという強みも。

ガスコンロ+焼網

トーストの色々な焼き方

個人的にいちおし!外側はパリッと、内側はもっちりと理想的な焼き上がりです。魚焼きグリルに近い仕上がりですが、オープンな場で焼けるので微調整しやすい。焼きあがるちょっと前にバターをのせて溶かすなんてことも可能。

トーストの色々な焼き方
ガスコンロにのせて火にかけるだけ

なおこの焼網は丸十金網というメーカーの「セラミック焼き網」。通販サイトで1200円ほどで入手しました。焼網というか、もしかしてこの商品が良いのかもしれない。ちなみに野菜なんかも焼けます。

トーストの色々な焼き方

食べる際はぜひ焼網ごとお皿にのせて。しばらくの間はセラミック部分が熱を持っているのでトーストが冷めにくく、また通気性に優れているため下面が蒸気でべちゃっとしてしまう恐れもありません。

トーストの色々な焼き方
焼きあがったら、

トーストの色々な焼き方
焼網ごとお皿へ。ヤケドには注意

トースターより手間はかかるし、焼網を持っていない場合初期投資が必要ですが、ワンランク上のトーストが味わいたい人はぜひ。

おまけ:バターを先に塗る
手軽に気分を変えられるのがこれ。食パンにバターを塗ってからトースターで焼くスタイルです。

トーストの色々な焼き方

トーストの色々な焼き方
左:通常のトースター焼き
右:バターを塗ってからトースター焼き

熱で溶けたバターが食パンに染み込み、全体にしっとりとした食感に。焼いてから塗るよりも、パンとバターとの一体感が楽しめます。

トーストの色々な焼き方
じゅわっと染み出るバターがなんとも

またバターの“染み込みムラ”が発生するのも面白いポイント。熱で溶けるままに広がるバターは、場所によって浸透量が違ってきます。バターの行き届かない素朴なひと口や、ひたひたのひと口。1枚のトーストでランダムな味わいが楽しめます。

まとめ

好みは人によって異なるかと思いますが、個人的な順位は焼網>魚焼きグリル>トースター≧フライパンでした。ただフライパンは他3つと方向性が違うので、たまに挟むと新鮮で美味しく感じるかも。

いっぽうで、パンを入れツマミををひねるだけで済むトースターの便利さも再確認。忙しい朝に適任なのはやはりトースターでしょう。他の焼き方は、時間のある休日などに工程も含め楽しむのがベストかと!