
一年を通じて購入でき、価格も安定している優秀食材・しいたけ。肉厚なかさのぷりっとジューシーな食感や香りはたまりませんよね。

長期保存できる“干ししいたけ”も便利ですが、戻す手間や食感の違いから毎回生しいたけを買うという人も多いのでは。今回は、そんなしいたけをよりおいしくいただく裏ワザや長持ちする保存方法をご紹介します。
天日干しで旨みと栄養がUP
しいたけ専門店などによると、生しいたけは天日干しすることで旨みやカルシウムの吸収を促すビタミンDが増すそう。といっても干ししいたけのようにカラカラにする必要はなく、30分~1時間日光にあてるだけでも効果があるのだとか。
やり方はかさを上にしてザルなどに重ならないよう広げ、直射日光にあてるだけ。湿気や水分に弱いので、カラッと晴れた日に新鮮なしいたけが手に入ったらぜひやってみてください。
冷凍保存で長持ち
しいたけはパックに入れたままだと傷みやすいため、その日に食べきれない分は冷凍保存するのがおすすめ。水洗いせずに汚れが気になる場合はキッチンペーパーでふき取り、石づきを落としてそのままフリーザーバッグで冷凍できます。
主に汁物などに使う場合は予めスライスしてもOK。筆者は石づきも固い部分を落とし、手で裂いて冷凍しています。


使用時は解凍せず凍ったまま使うのが旨みを損なわないポイント。カチコチの状態でも包丁で切ることができます。


冷凍保存期間の目安は約1か月。栄養満点でおいしいしいたけを常備して、毎日の献立に役立ててみてくださいね。