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【おかたづけ1分コラム】大掃除の前に確認、片付けの“タブー”って?

大切な物を捨てられたこと、あります?

こんにちは、整理収納アドバイザーのオガショウです。このコラムでは、1分で読める片付けのコツをお届けします。

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夫婦や家族で暮らしている皆さん、お互いの荷物が「邪魔だなぁ…」と思ったことはありませんか?クローゼットからあふれ出す洋服や増え続ける本、ホビーグッズなど本人がいない間に捨ててやろうかと思う人も多いのでは。

大掃除のどさくさに紛れて…

実は片付けをする上で一番のタブーは“人のものを勝手に捨てる”こと。他人から見て絶対役に立たないものでも、所有者には大なり小なり思い入れがあるはずだからです(たとえビールの王冠でも)。筆者は子どもの頃、母親に「片付けないと全部捨てるよ!」と脅されてリカちゃん人形を慌ててしまっていました。捨てる…それはバルスにも匹敵する破壊力のある言葉なのです。

ちなみに収納サービス「Sumally Pocket」が既婚者を対象に実施した調査では、7割の人が「夫婦間で物の片付け、管理についてもめたことがある」と答えているそう。さらに勝手に物を捨てられた経験がある人の半数以上が「仕返しをしてやろうと思った」そうです…ちょっとゾッとしますよね?

「なんで捨てたんだよ!!」
「結婚してから使ってるとこみたことないけど!」
最悪離婚に発展することも…

ではどうしたら一緒に暮らす人も積極的に片付けてくれるのでしょうか。筆者の経験上、家族の誰かが片付けを成功させると「自分もやろうかな」と意識する場合が多いのです。「広くなった」「使いやすくなった」などメリットをそれとなく伝えるとより効果があります。天岩戸みたいに、ススス…と心の扉が開くかも。

残念ながら本人がやる気にならない限り進まないのがおかたづけ。その人の性格を知り尽くした家族だからこそ、うまくコントロールしてあげてくださいね。

※調査は2016年5月に20~50代の既婚者600名に対して実施されたもの。
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