9月1日は「防災の日」。えんウチ編集部でも毎年災害対策を見直すようにしています。
今年筆者が気になったのは、警視庁警備部災害対策課のTwitterで見かけたカップ麺に関する情報。なんと、カップ麺は
水で作ってもおいしいというのです!
筆者はカップ麺が大好きなので常にストックしていますが、災害時でも当然熱湯がなければ作れないと思っていました。これが本当なら備蓄もできて一石二鳥…?早速試してみることに。
そのほかの水出しカップ麺情報を探ってみると、
“油揚げ麺”かつ
“スープの油が少ない”製品が向いているそう。そこで今回は、「チキンラーメン」、「緑のたぬき」、「チリトマトヌードル」の3種類を検証します。
どれも日替わりで筆者のお昼ご飯になる予定です。
頼む、おいしくできてくれ…!
30分がベスト?
まずはチキンラーメン。常温の飲料水を内側の線まで入れ、試しに15分放置してみました。
麺は少々かたいものの、スープも含め
食べ慣れたチキンラーメンの味。タマゴもふわふわとまではいきませんがやわらかくなっています。30分後にもういちど食べてみると、先ほどより麺がいつもの食感に近づきました。
緑のたぬきは15分だと全体的にかためだったので、30分後に試食。天ぷらも麺もやわらかくなり、
だしがしっかり効いた冷やしそばのようで普通においしい!唯一かまぼこの食感だけひどかったのですが、こういう商品があっても良いと思います。
筆者がカップヌードルシリーズの中で最も愛しているチリトマトヌードルは、15分の時点で麺が一番やわらかくなりました。最近加わった具材“白い謎肉”もふわふわジューシー。スープの溶け残りが気になる以外はいつもどおりのおいしさです。
これは“アリ”
結論、水出しカップ麺は食事として十分なクオリティでした。15分でも食べられますがより普段のおいしさを求めるなら30分がオススメ。今すぐ試してみてとは言いにくものの、非常時に備えて頭の片隅にでも覚えておいて頂ければと思います。何より飲料水があることが前提なので、今日は防災点検をお忘れなく。