ズボラもできる家庭菜園!人参のヘタの水栽培
人参のヘタの水栽培方法をご紹介。捨てずに水につけておくだけで、葉っぱや茎がぐんぐん成長します。料理に使えるだけでなく、観葉植物代わりとしても楽しめます。
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人参のヘタを1.5cm程の厚みに切り落とします。 |
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水を小皿に入れます。数mm程度の深さがあればOK。 |
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切り落とした人参のヘタをそっと入れます。 |
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室内の日が当たりやすい場所に置いておきます。 |
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1日1回、小皿の水を新しくします。 |
料理する際に捨てられてしまう“人参のヘタ”。実は“水耕栽培”を楽しめるってご存じですか?ズボラさんでも気軽にできるその方法と、育ち方をご紹介します。
人参のヘタの水栽培
材料
・ 人参
・ 小皿
・ 水
方法
1.人参のヘタを1.5cm程の厚みに切り落とします。
2.水を小皿に入れます。数mm程度の深さになればOK。
3.切り落とした人参のヘタをそっと入れます。
4.室内の日が当たりやすい場所に置いておきます。
5.1日1回、小皿の水を新しくします。人参の断面や小皿にぬめりが生じていたらそっと洗い落としましょう。気温によっては水がなくなりやすいので、こまめにチェックすると安心です。
水耕栽培を始めてから3日ほどは変化が見られず、「大丈夫かな?」と心配になるのですが、4日間ほど過ぎたころから、“新芽”がぽこぽこと出現。あれよあれよという間に、美しい黄緑色の葉と茎がにょきにょきと伸びていきます。
筆者が3月に育て始めた人参のヘタは絶好調で、1か月後には20cm以上の長さに成長。ベランダや庭に置く鉢植えなどと異なり、台所に置いているので、「水は足りてるか?」、「枯れてきてはいないか?」とこまめに様子を見守っています。家の中に観葉植物を置くことを勧める人は多いですが、生き生きとしたグリーンを目にすると、確かに心が和みますね。
さて、「ふさふさに茂ったこの人参の葉っぱを最後はどうするのか」という点ですが。たくさん育ててたくさん収穫できれば、あえ物や汁物、炒め物に使えます。ヘタを長めに切り落としておけば白い根っこがでてきやすいので、鉢植えにするのもありかと。
またお菓子を手作りする人であれば、定番のミントやセルフィーユの代わりに彩りとして使うのもおすすめ。小さくちぎり取ってゼリーやババロアなどに添えることで、見た目にメリハリを加えてくれます。人参つながりで、人参ケーキの飾りにもぴったりです。
元手ゼロで家庭菜園気分を楽しめる人参のヘタの水栽培。適当な小皿と日当たりのよい場所を確保して、試してみてはいかがでしょうか。