生クリームを短時間で泡立てる裏ワザ
生クリームから作ると時間と労力を要するホイップクリーム作り。ジャムやレモン果汁を入れると時短になります。
原材料
|
生クリーム、ジャム(原材料にペクチンを含む)またはレモン果汁 |
使用するもの
|
ボウル、ハンドミキサー |
作業時間
|
5分
|
1.
|
ボウルによく冷やした生クリームとジャムを入れます |
2.
|
ハンドミキサーや泡立て器で泡立てます |
3.
|
ジャムの代わりにレモン果汁でも |
パンケーキや手作りスイーツのデコレーションに欠かせないホイップクリーム。お菓子作りをしない人でも、買ってきたガトーショコラやシフォンケーキにちょこっと添えるだけでよりおいしくいただけますよね。
そんなホイップクリームは、生クリームから泡立てると労力と時間を要するのがネック。慣れている人ならハンドミキサーがなくてもスピーディーにできますが、今回は誰でも素早くできる裏ワザをご紹介します。
用意するものは
生クリームとジャム。記事では生クリーム100mlに対していちごジャムを大さじ1杯弱使用しています。なおジャムの種類は何でも構いませんが、原材料に「ペクチン」が含まれているものを使用してください。
生クリームは事前に冷蔵庫でしっかりと冷やし、材料をすべてボウルに入れます(ボウルを氷水や保冷剤を入れた水にあてるとより早くできます)。
そのままハンドミキサーで泡立てると、わずか90秒でとろっと8分立て程度まで泡立ちました!
ちなみに泡立て器でも挑戦してみたところ、所要時間は3分ほど。なんとか腕が限界を迎える前に仕上がりました。※所要時間は使用する器具や個人差があるのであくまで参考に
クリームにはほんのりジャムの風味と色味が付く程度で甘さもごく控えめ。ケーキのデコレーションなどに使う場合は別途砂糖を足して調整してください。ちなみにブルーベリージャムを使うとかなり色づくのであえて使うのもアリです。
レモン果汁でもOK
ジャム以外にも、レモン果汁を使うと同じ効果が得られるうえ、色も風味もほとんど変わらないのでおすすめ。生クリーム200mlに対してレモン果汁を10mlほど入れるとかなり時短になります。
なおジャムで早く泡立つのはペクチンという成分がクリームに作用するから(「フルーチェ」と同じ原理)。レモンの場合はクエン酸によるものだそう。通常通り泡立てるより多少食感は変わるものの、失敗しにくいのでお菓子作りに慣れていない人は試してみてはいかがでしょうか?